ピアノ・デュオリサイタルヘ行ってきた

笠原純子さん&友田恭子さんのデュオ。さすが姉妹だけあって、息ピッタリの演奏でした。

モーツァルト:四手のためのソナタ ニ短調 KV381(一台四手)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940(一台四手)
ボウエン:組曲 第2番 作品71(一台四手)
シューマンドビュッシー編):カノン形式による6つの練習曲 作品56(二台ピアノ)
ドビュッシー:白と黒で(二台ピアノ)
シャミナード:謝肉祭のワルツ 作品73(二台ピアノ)

ボウエンという作曲家を初めて知りました。勉強が足らんなぁ。シューベルトの歌曲は好きだが、ピアノ曲はいつも未完成な感じがする。演奏は申し分なかったです。シューマンは聴くのも弾くのも苦手。(ついでに言うと楽譜を作るのも苦手。声部分けが細かいから)でもドビュッシー節が付いた事によって耳に心地よかったです。で、すっごく楽しみにしてたシャミナード。サロンっぽい感じがイヤだっていう人もいるでしょうが、私はこういうの大好きだ。高校の時、ピアノのカリキュラムにデュオがあって、シャミのこの曲かミヨーのスカラムーシュをやりたいって先生に言ったら却下され、定番中の定番、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲」やらリストの「ハンガリー狂詩曲」を弾きたくもないのに弾かされたっけ。それ以来この曲から遠ざかってしまい、こうして再び耳にする事が出来て(しかも生演奏!)、嬉しかったです。あと、お二人が楽しそうに演奏されてるのがよかったです。やっぱり一人もいいけど、二人で弾くのも楽しいよねと思った夜でした。