ただいま。

遠出する予定でしたが、夕方手前で行動開始したので
市内をてくてく歩くだけ。


午前中はひどかった。
何がひどいって、顔が。
瞼がはれまくっていました。
昨夜は目と鼻から大量の液体を排出したためです。
泣き寝入りってヤツです。
明け方には水分が抜けて干涸びたあんじさんが部屋のすみにいましたとさ。


でもいつまでも落ち込んでいるワケにもいきません。
私だって、前に進まなきゃいけません。
自分の気分がどうすればよくなるか?
もう27年も自分とつきあっているので(あ、年齢バレた)
だいたい分かります。
今日はひとりでいたくなかったので、
とりあえず外出です。


府中駅までいつものお散歩コース。
途中の野菜の直売所をのぞきましたが
今日は完売。
晴れてたから、みんな考えること同じなのかも。
「ゴメンねー」と店番のおばあちゃん。
「また来ますー」と私。
今日はこういうやりとりがしたいみたいです。
普段はあんまり人と話さないからかな。


駅前に着いたら、調達したいものを思い出したので
買い物モードに切り替え。
ストリートミュージシャンたちの前を横切ったら
「先生!?」
という声がしました。
どこぞのセンセー、呼ばれてますよー、と思いながらボケーっと歩いていたら
肩をたたかれました。


振り返ると先ほどのストリートミュージシャンのうちの男の子でした。
え…私? 先生…? なに?
「●●(←私の名字)先生ですよね?」
確かに名字はあっていますが、教師という職業に就いたことは未だかつてナイ。
「ぼく、△△中に通ってたFですー」


ひええ。
…思い出した。
昔のことなので忘れていましたが、
実はあんじさんは、中学と高校の教員免許(←音楽の)を取得していたのです。
って事は教育実習に行ったというワケです。
その実習先に通っていた男の子だったのです。


「自分が教員免許を持っていた事」と、「コイツはよく私を覚えていたなあ」の
2つの驚き。
1つ目を忘れていた自分には呆れてしまいますが。
私もF君のことを思い出しました。
当時は私より小さくて、ほっそりとしていて、
まだ声変わりもしていなかったのに。
目の前のF君はひとまわりでっかくなっていました。
当時の面影、あんまりないかも。
それより、授業では「歌いたくねぇー!!」って逃げ回ってたクセに、
ストリートミュージシャンでボーカルだと??
何だその変わり様は。(笑
学校の友達とバンドを組んでいるそうです。
その後のライブを眺めつつ、
「この子にとって私は先生なのかぁ」なんて事を思いました。


そう考えると、今の自分はちっぽけで
当時の自分の方がまだしっかりしていたなぁ。
今の私の状況を知ったら、この子はがっかりするのかな。
先生ってこんなヤツだったんだ、って蔑まされるのが、こわい。
でも覚えててくれたことが、うれしい。


ライブが終わって、バイバイして、伊勢丹をブラブラ。
来週、妹ちゃんの大学院の卒業式があるので
お祝いを買ってあげることにしました。
大したモノではないけれど、ピアスを。
気にいってくれるといいなあ。


その後の散歩で、微笑ましいシーンを何度も目にして
だいぶ気持ちが落ち着きました。
もう大丈夫かな。
一昨日の夜も昨夜も自分を責めてばかりでした。
自分でいる事に本当に嫌気がさしました。
私が一番嫌いな人って、自分です。
ほんとに大嫌い。
でもこんな私でも消えたら困る人たちがいて、
(困るっていうか、迷惑をかけるというか、うーん…)
その人たちのためにも立ち直らないと。
「大丈夫だよ」と言ってみる。
自分に嫌われている自分に言われても、腹がたつだけだけれど。


明日もお休みです。
何をしようかな。