THIS IS IT

マイケルが自分の記録の為にリハーサルを録画していて、それを編集したもの。マイケルからファンへの最後のプレゼント。スクリーンにマイケルがはじめて出た瞬間でもう号泣。これはリハーサルじゃない。バックダンサー、バックミュージシャン、あの場所にいた全てのキャストやスタッフを観客にしたマイケルによるショウだったと思う。全員がマイケルに憧れて彼をリスペクトして、同じステージに立てる事を喜んでいて。一緒にツアーで世界中をまわる事は叶わなかったけれど、それでもキング・オブ・ポップの音楽の中にいられた事はすごいと思う。マイケルは力が抜けたいい状態で挑んでいたし、「僕は昔の人間だからイヤフォンを付けて歌うのは慣れてないんだ。でも努力するよ」と周りが困るようなワガママも言わないし、常に「ありがとう」と声をかけていた。優しい人なんだ。声もダンスも衰えていなかった。でも家へ帰れば薬を頼るぐらい、疲れていたんだ。そんな事も考えてたら更に涙は止まらず。マイケルがもういないなんて信じられない。MJは私の永遠のアイドル。もう一回この映画を見たい。見足りない。