リサイタル行ってきた

清塚信也 ピアノ・クロニクル』

以下プログラムより。

ベートーヴェン
●ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」嬰ハ短調 Op.13より第2楽章
●ピアノ・ソナタ第23番「熱情」ヘ短調 Op.57より第3楽章
ショパン
ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2
●「幻想即興曲」 Op.66
24の前奏曲 Op.28より第15番「雨だれ」変ニ長調
●12の練習曲 Op.10より第3番「別れの曲」ホ長調
●「舟歌嬰ヘ長調 Op.60

休憩

リスト
愛の夢〜3つの夜想曲〜第3番 変イ長調
パガニーニによる大練習曲より 第3番「ラ・カンパネラ」 嬰ト短調
ラヴェル
組曲『鏡』より第4番「道化師の朝の歌」
ガーシュウィン
ラプソディー・イン・ブルー

でした。

なんか、まだ『のだめカンタービレ』を関係する曲ばかりです。

アンコールの締めは例のラフマのピアコンだったし、もういいよ。

やっぱり前半のショパンがくどくて耳がシャットアウト。

リラックスして聴きたいので休憩にシャンパンをあおりました。

おかげで後半は、ほんわかとした気分で綺麗な音を堪能できました。

清塚さんの演奏の魅力はやっぱり音が美しいことだと思う。

ガーシュウィンはオケの音を忠実にピアノで表現できていた。

ただひとつ惜しいのは

ジャズっぽく演奏する時、クラシックの弾き方をすること。

tempo lubatoしすぎで『溜め』が多く

そして必ずsub. pをする。

ドビュッシーのような『ラプソディー・イン・ブルー』でした。

こちとら毎日カプースチンを聴いていますので

ちょっときびしく言ってみました。

それにしても相変わらずすごい人気。

文化会館の小ホールってどう頑張っても

満員にならないイメージだったのに

ほぼ満員でしたよ。

華道家假屋崎省吾さんや

テノール秋川雅史さんなどの

業界の方も沢山来てました。

サイン会の前に清塚さんご本人にご挨拶して帰りました。

久しぶりに楽しいピアノリサイタルでした。