やっぱりダメだー

高校の時のピアノの先生の古希を祝う会があります。
3月くらいに通知をもらい、何と無く、会社の出版物の営業になるかなあと思って、参加のお返事を出しました。
しばらくは何ともなかったのですが、今月に入ってから少し参加することが不安になり、前日の今日になって大泣きしてしまいました。
高校3年間、行きたくない学校に親から無理矢理受験させられて通ったこと。
同じ学年の門下生は附属の中学校から一緒で、高校から入った私は馴染めなかったこと。
違うメソッドを勉強していたので、クラシックの基本のメソッドを始めたのが遅く、カリキュラムに追い付かなかったこと。
それ以前から私は大学の先生に師事していて、大学に入るまでの高校3年間は預かりものだったこと。(大学の先生は高校で教えていないので)
先生同士がそれまで知り合いではなかったので、(高校の先生は懇意にしている大学の先生に自分の生徒を送りこむんです)あまり真剣にレッスンを見ていただけなかったこと。
奨めて下さったコンクールを毎回辞退したこと。(自分の生徒が入賞すれば、学内での株があがるので奨めるのです。大半は父親や知り合いの方が審査員のものだったので辞退しました)
結局、それまで師事してた大学の先生の所には戻らず、別の先生の門下に入った旨を伝えなかったこと。(引き渡しの挨拶が出来なかったので、先生のお顔に泥を塗ったことになります)


先生には久しぶりにお会いしたい気持ちはあったのですが、あの頃の事を思い出すだけで涙が出てきて、とても苦しいです。
「あんな頃もあったなあ」と思えるようになるまで、まだ時間がかかりそうだと分かった事にもショックでした。
もう乗り越えたと思ったのに、まだダメだったんですね。
こんな状態では参加する自信がないので、朝になったら幹事の方に参加の取り消しの連絡をしようと思います。