ひさしぶりにカセットを弄りました。

仕事でいつもお世話になっているお姉様から、ヘルプされました。
すごく尊敬している方からのお願いなので、はりきってお手伝いしました。
手渡されたのは1979年頃に録音された、とある楽曲。(←私より年期あるぞ)
今時操作が分からないカセットテープです。(←「オートリバース」なんて言葉、久々に聞きました。)
カセットテープの中身をCDに移してほしい、との事。
ハイやっときますー、と安請け合いしました。
ところが、このテープ、とんでもない代物でした。
まず、テープがワカメ状態です。びろびろしてます。
そんな状態で渡さないでください、お姉様!!
封筒に入ってたから、わかんなかったよ!!
こういう時、穴にえんびつをさしてグルグル巻けばいいんだよね…と思ったらえんぴつなんて持ってなかったのです。
仕方がないからボールペンを使いましたが、六角でなないためになかなか歯があわず、思うように巻き取れません。
その後色んな物で試し、最終的に割り箸で90分テープを巻き取りました。
さて、どんな曲なのかいね、と再生ボタンをぽちっと押しました。
すると、いきなり曲の途中と思われるような音です。
???(´・ω・`)???
しばらくして途切れ、また始まるのですが、なんか曲調が違うのです。
慌ててその曲の楽譜を探し出し、照らし合わせて何度も聞いてみました。
これがピアノの曲だったら、楽譜にある音を追いかけることが出来るのですが、
この曲はピアノ協奏曲です。
オーケストラのスコアは音がびっしりだから、すぐに見失うのです。
きちんと録音されたものではなく、隠し録りみたいに妙にこもった音だし、録った人の足踏みする音だとか、後ろの人のくしゃみだとかがいきなり聞こえてきて、心臓に悪かったです。
それでも5分割になっていて、演奏される順番がぐちゃぐちゃである事が何とか分かりました。
この分け方に意味があるのかなー。このままCDに焼いていいのかなー。
お姉様に確認したら「順番通りにつないどいて☆」と言われました。
ああぁぁ、やっぱり…orz
とりあえず、パソコンとカセットのオーディオをつないで音を取り込み、GarageBandで編集です。
古いテープなので音が歪んでいるし(即ち、音に酔う)、
スコアは手書きで読みにくいし(即ち、目を痛める)、
ガレバンの扱い方は忘れてるし(これは自分の脳みそがアレなので文句は言えない)で
結局3時間ほどかかってしまいました。
『デキる女の要求は、単純な作業では済まされない!!』という教訓を胸に刻み込み、
今日出来なかった仕事は明日頑張ろうと思いました。